ネット検索をしたら、良さそうな場所を発見。
ココハウス。
http://cocoroom.org/カフェとゲストハウスとレンタルスペースと催しものの場所で、コミュニティができてるみたいで。
HPで見ると、大阪市の交通の便のいい場所で。
場所としての環境も条件もすごい良さそう。
次々と催しを企画している。
ココハウスのtwitterのアカウントをチェックと分析をしたら。
反ヘイトスピーチ界隈のコアなメンバーらがものすごいフォローしている。どうやら、その人脈見たいね。
内容は催しの紹介ぐらいで、セカンドリンチには加担していないし。もしリンチ人脈の濃い人脈に遠慮して不公平な対応をするのなら媚びることはないけど。是々非々でキチンとした公平な接客対応をするのなら、私もできる限りキチンと接するつもりです。自分なりに真心と誠意をもって接するつもりです。
手巻き寿司パーティはもう終えてて。
釜ヶ崎をツアーする企画があるので、参加希望とメールした。
お返事が届いて、色々と注意事項が書かれていた。ツアーでは撮影しないでほしいとか。
2017/02/25釜ヶ崎ツアー
動物園前駅を降りると、船場のお雛様の催しの看板が。
動物園前駅を降りると、商店街の看板。
この商店街には行った経験がないような。大阪育ちのくせに、知らないとこあるんやな~。
ココルーム! でも閉じてる?! 元々はここにあったのが、移転したのね。
氷川さんが以前にtwitterで「ココルームはクラッシック音楽のファンの方が運営していておすすめの場所」とか書いてたけど。新展開しているのね。
ココルームが!
でも商店街やで。
商店街に、ゲストハウスや催しができるん? 公式HPの写真を見たら庭があるはずやけど、商店街で?
中に入ると、中高年女性がお料理を作ってて。
大きなテーブルにみんなで囲んで食べる形式なのね。
大皿に次々と大量のおかずが盛られてて、ご飯もお釜に炊かれてて、お茶はポットで。後はみんなで分けるのね。
お昼ごはん、すごい良かったよ~。普通、安いとこやと、カレーかうどんかラーメンやのに。自然食でお野菜たっぷり、うれしいな。これで700円! 大盛りで、みんなで分け合う形式やから、私は少ししかいらんから、余らさなくてよかった。
これ夜に来ても、お酒のおつまみなるからいいね。
隣に座ってた女性客二人が「この店を写真に撮影したいですけど、撮影していいですか?」
私は顔写真とられるのが嫌だからと別の場所に移動してから撮影してもらって。
ついでに私も記念に大きなテーブルを撮影。
テラスが広い。テラスにビニールの仕切りで防寒。ストーブで寒くなかったよ。
庭が広い。
予定時間になると、紫色に紙を染めた中高年男性が来た。彼だ!
みんなで椅子テーブルを囲んで。
主催の女性が挨拶と注意事項。
ガイドの紫色の髪の男性が色々とお話。
「釜ヶ崎を舞台にした芸能で巡りますが。特にリクエストは?」
私は「じゃりんこちえ! どついたるねん!」
主催の女性も言ったけど、それは私には全然知らないのばかり。
ツアー。
★ じゃりんこちえのモデルじゃないかなあ?って店
★ 「王将の映画は映画的に見栄えを良くするために撮影をしているけど。実は史実とは違う」
その話が意外ですごい面白かった。
映画では、大阪を一望して通天閣や電車を見渡すけど。
王将のモデルが居住してた場所は見晴らしは良くないとか。
王将のモデルの方が全盛期の頃は、実は通天閣とかは無かったとか!
★ 貧しい日雇い労働者
★ 福祉のボランティア
子供の施設で映画化された。炊き出しの公園。貧しい人の施設。
★ 子供たちが家の扉の前でたむろしていた。
私が「あれって映画の?」
他のツアー客はその映画のことを知らないのだらけ。
中の子供が中から映画のチラシを手渡してくれた。
★ 小さな家で、外人女性の名前の施設
ガイド「これは子供のための施設です。元々は、別の福祉の目的でした。外国のキリスト教の女性が社会福祉のために活動をしていたけど効果が無くて。それから子供の福祉へと活動を変えて。今は彼女は帰国しました」
売買春肯定思想で歴史研究家の松沢呉一の文章を読んできたから、その解釈で憶測するけど。たぶん、欧米の白人女性のキリスト教徒の女性信者が、売買春反対、純潔教育で、売春婦をやめさせて転職させようとしたのでは?
松沢呉一が売買春の歴史を調べてきて、なんで売春婦のための転職活動が徒労に終わるかということを懇切丁寧に書いてきた。
★他の労働条件が良くなること
★社会一般が性的に寛大になること
それらの条件が揃わないのに、売春婦をやめさせて転職をさせようとしても徒労に終わること。
特に性的に純潔思想な活動家(特に宗教家)が、純潔をゴールとして売春婦の転職活動をしても、まず共感も理解も得られないこと。
★ 元ストリッパー一条さゆりの転落人生。
ガイドさんが実は交友があったとか。その話がすごいリアルだった。
★ 遊郭の飛田の周りの壁
遊郭地帯を、外周だけ。
ガイドさんが「遊郭の壁がこれ。遊女さんが逃げ出さないように閉じ込めるために高い大きな壁がたてられてて、今もその痕跡が残ってる」
松沢呉一の説では「遊女が閉じ込められてたなんて誤解と嘘」「『遊女は自分の意思ではなくて悪者から強制されててほしい』という考えで『外部が牢屋みたいな場所に監禁しているのだろう』なんて憶測してしまうのだろうけど。間違いです」
「閉じ込めなくても、彼女たちは逃げない。だって他の仕事、女工とか農家とかもっと悲惨で大変なんだから。田舎の故郷に連れて帰っても、家族が困ってしまったとか。故郷には働き口がないとか、口減らしをするしかないとか。又都会の風俗にしか働き口がないという」
そこは松沢呉一の解説も聞きたいな。
トコトコ歩くと、ある家があって、ドアが開いてて、でもなぜかピンク色のライトが飾ってあって、あれ何?思ったけど。遊郭の目印なのね。
大きな壁と道路をずっと歩いた。
高い道路から、金網越しに、元遊郭の鍋屋「百番」の看板が見えた。遊郭街が見えた。
ガイドさんが、百番の経営者が破産してその店の存続が危ういと言った。
ガイドさん「元遊女は、年がいくと、ここで格安の立ち飲み屋をしていたので、ズラーと立ち飲み屋が並んでた。飲み屋街だった。でも再開発で強制的に立ち退きをさせられた」
「元遊女は年になると、立ち飲み屋をやるか、それか勧誘係のおばちゃんをやる。売春防止法では売春自体は罪じゃないけど、勧誘で逮捕されるから。逮捕されるリスクがあるのを承知でそういう商売をやるかですね」
高い道路があって、生け垣があって、高い壁があって。
私は生け垣に昇って高い壁から下をのぞいたら、遊郭がチラリと見えた。
家が扉が開いてて、ピンクや紫色の照明が中から見える。
スーツにコートのこぎれいな格好をした男性が見えた。こぎれいな男性ばかりでした。
イメージとしては、日雇い労働者の汚い乞食みたいなおっちゃんだらけと思ってたけど。
「営業は夜からですか?」
ガイド「昼からもう営業しています」
★ ガイドさんが「この通りには、格安の立ち飲みのゲイバーがすごいたくさんあったけど。再開発で立ち退きをさせられた」
私「えー! こんなとこにゲイバーが?! 知らんかった!」
ツアー終了後にお茶会。
お茶を飲みながら感想を述べて。
アンケートも書いて。
良かったよ。
他のツアー団体だと、路上で待ち合わせ、路上で解散だから。でもこっちは、いい場所でくつろぎながら待てるし、終わった後もお茶会でくつろげるし。それが他のツアー団体にはない最大の長所。
ガイドさんに聞きましたけど。
私「子供のためのたまり場、あれは宗教とかキリスト教は? それとも無宗教?」
ガイド「キリスト教です」
私「やっぱり! ここには慈善活動でがんばってらっしゃる方々が大勢いるみたいですが。ほとんどがキリスト教? 他の宗教や無宗教なのはいるんですか?」
ガイドさんの説明が良かったです。
ほとんどがキリスト教関係だとか。なるほどな~。
遠慮して聞かなかったけど。
その基督教も、ひょっとしてウリスト教かもしれん。
釜ヶ崎あたりには、日本の謎と秘密とがすごい詰まってるかもしれません。
遠慮して聞かなかった話やけど。
噂では「麻薬の売買、裏の賭博とかあるよ」とはよう聞くけど。遠慮しました。
解散。よかったよー。
[1回]
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http://noranekonote.blog.shinobi.jp/Entry/801/2017/02/25釜ヶ崎ツアー ココルームから
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