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東大阪市、慰安婦検証展、中止署名。それへの批判。


行動する保守界隈が、過去に街宣やデモで、そして屋内で、過去の従軍慰安婦問題の再検証をしていた。そして「従軍慰安婦の訴えは捏造だらけだ」と批判。

彼らの主張には一部の理があると私は思っています。
過去の左翼や人権派たちがいい加減なのでもなんでも検証もせずにメディアに流して大々的に宣伝をして。
それで右翼たちがいい加減なのを検証をして批判をして大勢の方がからの支持をえた。
元はといえば、過去の左翼や人権派が弱者に寄り添いすぎたのがそもそものミスで。そのミスを謙虚に認めて、再出発をすべき。三歩進んで二歩下がる、みたいに。


カウンター界隈が、東大阪市長宛に署名活動。
★ 「従軍慰安婦検証展」に会場を貸すな。
★ 「従軍慰安婦検証展」の中止と差し止めを。

私は、カウンター界隈のこの活動に対しては明確に反対をします。
こんなことでは、右翼が「日教組に会場を貸すな」という圧力、保守派が「フェミニストなんかに会場貸すな」という圧力と同じようなものになってしまいます。

従軍慰安婦問題を再検証することじたいは、ヘイトでも差別でも人権侵害でもありません。
「行動する保守側には嘘ばかり」という前に。それを言い出したら、「元々は、人権派がいい加減すぎたのが悪かったのだから。じゃあ人権派に会場貸すなとか今後一切言論を禁止できますか」って反論されてしまいます。

















カウンターの方々のお気持ちも分からないでもない。

★ 過去にひどい差別発言をしてきた方々や同じ集団の仲間で、
★ 過去の差別発言のけじめをつけていない。
そういう方々が、微妙な問題を扱うと、過去の恨みがある方々を激怒させる。

私は、例え過去の差別発言がひどかった方々でも、条件次第ではギリギリ容認しますけど。

最低限、過去の総括と謝罪を。そのケジメをつけてから、言論活動をしてほしい。
そのケジメをつけてないのに、微妙な問題を扱われると嫌だ。
その気持ちはわかる。




これが、過去の経歴のきれいな方だと、微妙な問題や発言を扱うのならどうか?

これなら容認をするか?
私なら、容認します。

これでも、まだ容認しないって方もいるかもしれませんけど。








「従軍慰安婦の過去の検証」問題が、ヘイト(差別、人権侵害)かどうか?という議題だけではなくて。
他の問題を例にしてみます。



過去に、「きなの会」の「きな」が「朝鮮人女を殺せ、レイプしろ」とデモでわめいて。その証拠動画も残ってるとか。
その件でケジメをつけてない。

ある街宣で、カウンターがたくさん集まってカウンターをかけてきて。
1/25(土)在特会大阪街宣、カウンター、警察、撮影







その時に、「きなの会」の「きな」が、正確な引用じゃないけど、だいたいこういう趣旨の発言をした
「差別はしょうがないんですよ」

カウンターの一人の男性が激怒してつかみかかろうとして警察にとめられて。

「きなの会」の「きな」のこの発言じたいは、ヘイトではない。
でも、過去の発言に恨みをいだく方々にとって、微妙な発言は許せない。その気持ちは理解しますが。




もし仮に、「きなの会」の「きな」が、どっかの市立会館を借りて微妙なテーマを扱うと、過去の恨みを激怒させるでしょう。






http://www.cinematoday.jp/page/A0003647
以下、引用。
=======

悲しいことに人間は差別をする生き物である。

しかしながら、そうしたさまざまな差別の存在を人々がきちんと認識し、その実態や構造を理解することによって、最大限の平等を実現することは可能であるはずだ。何事においても「知る」ということは重要な進歩である。
そこで、今回は人種と価値観のるつぼであるアメリカの映画やテレビドラマの中から、差別について考えるきっかけとなるような作品をチョイス。文字数に限りがあるため、昨今のグローバル化社会の中でより深刻になりつつある人種問題を扱った映画を中心に紹介していきたい。

文/なかざわひでゆき
=====

これがかなり参考になる。
「なかざわひでゆき」氏の文章なら容認すべき。言論弾圧をしてはいけない。



ものの例えやけど。もし仮に、見識があり信用のある方が同じことを言えばどうか? 
これなら許容するという方もいるでしょう。
これでも許容しないって方もいるかもしれませんが。

「きなの会」の「きな」が同様に「人間は差別をする生き物である」講演会をしたら、怒る人は怒るでしょう。


例えば、「きなの会」の「きな」が差別問題をテーマにしたら腹立つでしょう。
========
映画『ハンナ・アーレント』上映会 
「人間とは差別をする生き物なんですよ」をテーマにします。
=============
なんてやられたら、過去の恨みのある方々を激怒させるでしょう。私もその嫌な気持ちは理解しますが。
でも、これじたいはヘイトではないし、禁止処分を要求だなんてできません。


もし仮に「きなの会」の「きな」が市立の市民会館で「強姦」「レイプ」という題で企画をしたら、ダメか?
過去の恨みのある方々を激怒させるでしょう。私もその嫌な気持ちは理解しますが。
でも、これじたいはヘイトではないし、禁止処分を要求だなんてできません。









この前、カウンター界隈のやったイヴェントがよかった。
あれは録画されてないはずだけど。あれは今後のために重要なはず。
在日だけじゃなく、ゲイの方とのコラボ。
ゲイの方の解説で、アメリカの人気TVドラマシリーズ「グリー」がゲイをどれだけはげましてくれたかを熱くかたっていた。



過去のアメリカ映画歴史

★ 無自覚な差別
★ きれいごとだらけのドラマに対抗して、裏の醜い現実暴き。ハラワタえぐるぞオラオラ系。
★ 問題意識のある方々が悲劇を提示(解決はなし)
★ 問題意識のある方々が、明るい未来を切り開く。


黒人差別で例えると

★ 無自覚な差別
『イントレランス』
『風と共に去りぬ』
『愛情の花咲く樹』

★ きれいごとだらけのドラマに対抗して、裏の醜い現実暴き。ハラワタえぐるぞオラオラ系。
サミュエル・フラー

★ 理想を描いたけど、酷評
『招かれざる客』
『黒人学入門で』で酷評されてた。


★ 問題意識のある方々が悲劇を提示(解決はなし)
『悲しみは空の彼方に』 
スパイク・リー『ジャングル・フィーバー』作者は黒人男性なのに。
『黒人学入門で』で酷評されてた。
漫画『ブーンドックス(Boondocks)』も、作者は黒人男性なのに。

★ 問題意識のある方々が、明るい未来を切り開く。
本『黒人学入門』で「黒人男女が対等に愛し合う映画を、アメリカ映画界はいまだに作られていない」と嘆く批評がありました。

ひょっとして、ゲイ・カルチャーの方が、黒人問題よりも先に進んでるのか?
TVドラマシリーズ『グリー』で同性愛を肯定的に描写したので、日本人ゲイが感動してとりあげていた。この黒人男女版は?












今後、微妙な問題を扱う方々にとっても、抑圧になってしまいます。
★ 堕胎罪の撤廃
★ 売買春の完全合法化
★ 麻薬の完全合法化
★ 避妊薬、中絶薬の完全合法化
★ 児童ポルノ規制法の危険性と完全撤廃を
★ 中卒で性の完全合法化を。18歳未満では年齢が高すぎて実態にあいません。


過去に綺麗な経歴じゃない方々にとっても、抑圧になってしまいます。


主観的じゃなくて、明確な基準で、よっぽどの高いハードルであること。
そうでないと、泥沼のつぶし合い騒動になります。




ゾーニング


屋外の公共空間か、屋内か。
それでも、かなり違います。

私はゾーニングで折り合いをつける考えです。


差別発言だけじゃなく、性表現もそうです。
屋外の公共空間では、全裸や性行為や過激な性表現は遠慮してほしい。でも外部から見えない屋内で事前に入場者への告知があって入場者は納得の上でのことなら容認。








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