http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140121-00000099-san-kr================
朝鮮学校121人、正恩氏に忠誠 昨年末訪朝「元帥さまに従う」
産経新聞 1月21日(火)7時55分配信
北朝鮮で昨年12月31日に開かれた「学生少年の2014年迎春公演」に日本から朝鮮学校の生徒ら121人が動員され、「金正恩(キム・ジョンウン)元帥さまに最後まで従う」と忠誠を誓っていたことが、国営テレビの映像や関係者の話で分かった。
12、13年初めの公演に続く動員で、金正恩第1書記の「唯一指導」と個人崇拝に日本に住む生徒らが取り込まれていることを示しており、日本国内の朝鮮学校に対する各自治体の補助金支給の是非をめぐる議論が再燃する可能性もある。
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者らによると、東京や大阪の朝鮮初・中級(小中)学校の児童や生徒と、校長ら引率の職員を合わせ、過去最大規模の128人が昨年12月5日から今月10日に訪朝した。
朝鮮中央テレビの映像では、公演後半に生徒らが「私の祖国は金正恩元帥さまだけだ」とたたえる歌舞を披露。「私たちの学校、(朝鮮)総連を守ってくださる金元帥さまがいらっしゃれば怖くない」と歌い上げ、「元帥さまだけを最後まで信じて従う愛国の柱に強く育ちます」と誓った。
北朝鮮で最重要行事の一つとされる迎春公演は金日成(イルソン)主席時代に大みそかに行われてきたが、金正日(ジョンイル)総書記の指示で約10年前から旧正月に変更され、12、13年も1~2月に開かれた。
開催を大みそかに戻したのは、金第1書記の唯一指導を確立させる過程で金主席時代への回帰を印象付ける狙いとみられる。関係者は、張成沢(チャン・ソンテク)前国防副委員長らの処刑で緊迫した国内の雰囲気を和らげる目的があったとも指摘する。
張派の粛清直後だけに朝鮮総連内でも生徒らの派遣を憂慮する声があったというが、本国との関係維持が優先されたという。
生徒らの公演参加をめぐっては、大阪府が教員ぐるみの動員を問題視し、12年に朝鮮学校への補助金支給を中止。東京都も金日成、正日父子への礼賛教育などを理由に昨秋、補助金打ち切りを発表している。一方で、神奈川県が補助金支給を見送りながら、新たに生徒への学費補助を検討するなど対応が分かれている。(桜井紀雄)
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http://noranekonote.blog.shinobi.jp/Entry/337/朝鮮学校 資料
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